恋人と仲直りする謝罪の方法。高コスト謝罪理論

どれだけ一生懸命謝ったとしても、行動が伴っていなければあなたの彼氏や彼女・妻や夫は許してくれません。

謝罪をして別れを回避したり、謝罪をして少しでも復縁に近づきたいのであれば
①「コスト意識」
②「謝罪行動の方向性」
③「相手との関係価値」
この3つの言葉を強く意識しながら本気の謝罪をしなければいけないのです。

しかしほとんどの人は謝罪を成功させるこの3つの言葉をほとんど意識しないまま、ただ別れたくない一心で、捨てられたくない一心で、感情に任せて謝罪するだけです。

これでは謝罪や仲直り、復縁は成功しません。

これからこの3つの言葉について詳しく解説しますから、じっくり読んでいただいて自分のケースに当てはめて深く考えてみてください。

コスト意識を持って謝罪すれば恋人との仲直り率が上がる

恋人や妻や夫に許してもらうための謝罪の原則
恋人や妻や夫に許してもらうための謝罪の原則

ジャンヌ・S・ツェヒマイスターという心理学者の2004年の研究、「あなたが本気でない限り謝らないでください」によると下記のような研究結果が出ています。

(わかりやすく例えを変更しています)

 

同僚Aの勘違いや間違いにより社長から厳しく叱責された同僚Bが居たとします。

その時、同僚Aが同僚B に対して「あなたが社長からあんなに叱責されたのは私の間違いや勘違いが原因でした。本当に申し訳ありませんでした!」と謝罪したとしましょう。

その時に同僚Aが真剣に謝罪するだけで、社長に対して「自分の勘違いでした。同僚Bは実は悪くなかったんです」などと同僚に対する社長の信頼を回復しようと努力しなかった場合は、謝罪の効果はほぼなく同僚Bは許してくれない。

 

つまりまず第一に重要な事は、

ただ一生懸命謝るだけではなく自分の謝罪の言葉に応じた誠意ある対応をしなければならないということです

 

恋愛がうまくいかなかったり、

復縁に成功できない、

そして夫や妻から離婚だと言われてしまう方は、

ごめんなさいが軽いのです。

ごめんなさいの質が低すぎる。

ごめんなさいと発言するときに実は行動が全く伴っていないわけです。

 

土下座しても、ものすごいスピードで腰を折って90度の謝罪したとしても、

その謝罪の気持ちが本当であることを証明する行動がほとんど伴っていません。

もしくは伴っていたとしてもその方向性が素頓狂な方向性になっているのです。

例えばモラハラ暴力暴言で彼女から別れを突きつけられていたとします。
もうモラハラはしません、
暴力も暴言もしません、
ごめんなさい、
もうしませんと言いながら、
家事を一生懸命やる…
 
確かに、今まで適当にやっていた家事を一生懸命やることが大切ではありますがこの場合は家事は関係ありません。
 
この場合、彼女はモラハラ発言や上から目線の発言や暴言に腹が立っています。それを治すための具体的な施策が伴っておらず、何やら別のこと(家事)をやっている…

それはまるで数学のテストで100点を取るために英語を勉強しているような、そんな素頓狂さです。
 
これ謝罪の気持ちを証明する行動の方向性が素頓狂であるというわかりやすい例です。
 
もう一つの例を記載しておきましょう。
あなたが女性で彼氏から「君は愛情表現が少なすぎる。付き合ってても面白くない。冷めた」と言われて捨てられそうになっているとしましょう。
 
その時に愛情表現が少ないことに関して謝罪した上で、例えばおいしい料理を作って彼に提供するように努力するのが素頓狂な努力の方向性です。
 
彼はおいしい料理を作ってくれとは言っていません。愛情表現が足りないと言っているのです。
 
おいしい料理を作ることが私の愛情表現だと言う方もいらっしゃいますが、相手がそれを愛情とは受け取りません。
 
好きだよ、離れたくないよ、愛してるよ、と言いつつ猫のように甘えて彼に擦り寄っていく姿勢が求められているのです。
※ちなみに愛情表現が苦手な女性に見て欲しい動画はこちら
それをやらずしてどれだけ謝罪してもあまり意味がないわけです。
これでは彼氏も彼女も妻も夫も許してくれるはずがありません。
 
つまり謝罪は
  1. 正しい方向性で
  2. コストをかけて
行わなければ効果が薄いのです。
 
そしてもちろんどこまで誠意ある対応しなければならないかは相手次第です。
となりますとできる限りの誠意をバランスよく非常識ではないレベルで行わなければなりません。
 

彼氏彼女、夫や妻に許してもらえる高コスト謝罪とは

手間・時間・お金をバランスよくかけた謝罪が至高
手間・時間・お金をバランスよくかけた謝罪が至高
その時に意識しなければならないのが謝罪のコスト意識です。
 
コストというのは「コストがかかる」のコストです。
このコストには、お金だけではなく手間や労力や時間も含まれます。
 
例えば、立って謝罪する場合よりも土下座して謝罪する場合の方が体力的精神的コストがかかります。
立って謝罪した方が体力的にもメンタル的にも楽ですよね。
 
そういう意味で土下座の方がコストがかかります。
 
基本的にこのコストをかければかけるほど、謝罪の成功率が上がると言われていて、
そしてそのコスト感は合理的な計算によるものではなく、謝られる側の直感的な判断によるとされています。
 
ですから基本的にはコストをかければかけるほど謝罪の成功率が上がるというわけです。
 
ただこの謝罪コストのかけ方の方向性が素頓狂だと、先ほどお伝えした通りほとんど意味がないということになりますからその点は気をつけてください。
 
この謝罪に関するコスト理論は社会心理学者の大坪庸介博士による研究結果でかなり明確に証明されているのですが、同博士はさらにこの高コスト謝罪に関する研究を掘り下げています。
 
どのような掘り下げかと言うと、
コストをかけた謝罪を受けた側は、
①相手がコストをかけて謝罪しているから許してやる
②相手がコストをかけて謝罪してくれたから、自分に利益(物理的利益や精神的利益)が発生したので許してやる
という2つの可能性が考えらるため、
コストをかけた謝罪が効果があったのか、
それともコストをかけた謝罪によって得られる利益に効果があったのかわからないのです。
  
例えば謝罪の時に小さな菓子折を渡して謝罪するケースもありますが、
その時にお菓子をもらって嬉しいから許してやろうという気持ちになっているのか、
それとも相手がコストをかけて謝罪してくれたという相手の自己犠牲的な気持ちに注目して許してやろうという気持ちになっているのかが分かりませんよね。
 
そこで大坪博士はさらに研究をしました。
大坪博士による研究は以下のようなものです。
 
コストのかかる謝罪として、相手がアルバイトのシフトをキャンセルして急いで謝りに来た等が用いられた。謝罪者が自分のアルバイトのシフトをキャンセルしても、謝罪を受ける側には何の利益も発生しないため、自己利益の効果は排除されている。
(※大坪庸介 2015年 社会心理学研究第30巻第3号 『仲直りの社会心理学:価値ある関係仮説とコストのかかる謝罪』p.199 )
 
具体的に言うと、
相手がバイトを当日キャンセルして謝りに来たとします。
そのとき相手はかなり大きなコストを負っています。
店長にはかなり怒られるでしょうしもしかしたらクビになるかもしれません。時給が下げられる可能性だってあります。
しかし謝られる側には何の利益もありません。
このような場合、謝られた方には何の利益もなくても謝られた方は相手の誠意を感じて許してあげる傾向があるという事がわかったのです。
 
このような研究の結果、人は自分に利益があるから許してやるのではなく相手がどれだけ自己犠牲してコストをかけて謝罪しているかによって相手を許してやるものだという事がわかったのです。

 

高コスト謝罪の具体例

①直接会って謝罪の話をするなら綺麗で清潔感ある洋服を着用する。女性ならばメイクをしっかりとし、男性ならばヒゲをしっかりと剃る。
ジーンズにTシャツという様な普段着は着用してはいけない。
 
② 自宅に招いて彼氏や彼女・妻や夫などに謝罪の話などをする場合は、小さなケーキや和菓子、そしてお茶などを用意しておく。
 
③通常なら仕事の休みが取れない曜日に謝罪の話し合いの日を設定して、会社にはうまく説明してどうにか休みを取る。相手としては「この人はこの曜日には休みを取れないはず」と思いコストをかけた謝罪である事を感じ取る可能性が高い。
 
④彼氏や彼女が拒否しなければ自分の親に謝罪の場に同席してもらい親にも謝罪してもらう。
いきなり親を連れて行くと相手にとっては単なるプレッシャーに感じてしまうので必ず許可を取ること。許可がなければ連れて行かないこと。
 
⑤謝罪の席では必ず自分が下座に座る。暑い時は熱い場所、寒い時には寒い場所に着席する。
レストランなどで謝罪する場合は自分が入り口に近い方。
ソファー席があるならソファー席を選んだうえで彼氏や彼女をソファー側に座らせる。
自分の自宅や交際相手の自宅などで謝罪をする場合は、自分が座りづらい場所に座る(床など)
レストランでは最初から自分が軽食やドリンクを注文しておき、もちろん支払いは自分で全額払う。
 
⑥謝罪の話し合いの場所を設定する時は、彼氏や彼女、そして妻や夫、その家族にとって手間や労力のかからない都合の良い場所を提案する。
自分自身が大変な思いをしてその話し合いの場に向かう様にする。
 
⑦思い出のアイテムを整理したり思い出の写真などをプリントアウトしたアルバムを作るなどして「反省と感謝の気持ち」を証明するものを作成しておく。手紙などでも良いが手紙を用意する場合は言い訳発表文になりがちなので特に注意する。
たくさんの人にチェックしてもらうと良い。
 
⑧わざわざ話し合いの場に来てくれた彼氏や彼女、そして妻や夫、その家族に対する返礼品を用意しておく。
運ぶのにかさばらない和菓子やクッキーなどの小さな詰め合わせなどが良い。
その中に直筆で短い手紙を入れておくのも良い。
夫婦の離婚話における謝罪の場合はデパートで5000円前後のカステラや和菓子の詰め合わせなどを購入し、店員に「お詫びの品なんですけど、落ち着いた色の包装紙で包んでくれますか」とお願いすると良い。
妻や夫の親もその謝罪の席に出席する場合は「お詫び」と記載された熨斗(のし)をつけてもらうと良い。
お店の人にお詫び用の熨斗は用意していないと言われたら熨斗はつけなくても良い。
  
下記画像をクリックすると三越伊勢丹のお詫びのマナーのページに飛びます。お詫びの熨斗に関することなどが詳しく書いてありますのでぜひ読んでみて下さい。

相手との共同作業で関係価値を高めて謝罪すれば復縁成功率アップ

泥棒洞窟実験(サマーキャンプ実験)と呼ばれる古典的な実験があります。
Robber cave=泥棒洞窟という名前のキャンプ場で行われた実験なので泥棒洞窟実験と呼ばれています。
この実験では2つの心理効果が証明されていて、
1つは擬似戦友効果、
そしてもう一つは謝罪においてはお互いの関係価値の強化が重要であるとことです。
お互いの関係を維持することに意味があるか・価値があるか・利益があるかどうかが、仲直りの可能性に大きく影響しています。
 
社会心理学者のCarolyn Wood Sherif(キャロリン ウッド シェリフ)達は、夏休みのキャンプに参加した少年を2つのグループに分けました。
そしてその2つのグループに様々な作業させながら競争をさせました。
そうするとその2つのグループの間には徐々に衝突が起こるようになり、それと同時にそれぞれのグループの中では結束が強まるという結果になったのです。
 
その後その2つのグループに関係改善の努力を行わせましたがうまくいきませんでした。そこでシェリフ達は2つのグループがお互いに力を合わせなければうまくいかないような2つのグループ共通の目標を設定しました。
 
前述した大坪博士は「これはお互いの関係価値を高めたことを意味している」と言っています。
 
シェリフら研究者に共同目標を指示されるまでは少年グループAと少年グループBの関係は無価値でした。
 
その関係には何の価値もない、仲良くする意味・価値がないわけです。
喧嘩しているんですから。
 
でも共同目標を与えられた時に少年グループAとBの関係には価値が生まれました。
 
グループAとBは仲良し関係でいた方が共同目標の作業が進むので
グループAとBの関係は無価値ではなくなったわけです。
 
関係(つながる事)に意味・価値が生まれたわけですね。
 
これが「関係価値を高めた」という言葉の意味です。
 
そしてその目標達成のために2つのグループが共同作業を行ったことにより最後の夜には2つのグループが1つにまとまり、翌朝には同じバスで仲良く帰るまで関係が改善されるという結果になりました。
(喧嘩している時はお互いのグループの旗を燃やしたくらいバチバチだったらしいです)
   
この研究でわかったことは、
お互いがお互いを必要としている状況での謝罪が受け入れられやすいということです。
 
お互いがお互いを必要としておらずただどちらかが謝罪しただけでは、この研究結果のような仲直りは発生しなかったかもしれません。
 
という事はお互いがお互いを必要としている状況を作った上で謝罪することができれば、その謝罪の成功率は上がるという事になります。
 
あなたが彼氏や彼女、妻や夫と仲直りしたいならこのお互いを必要とする共同作業を行うことができないか考えましょう。
 

彼氏や彼女、妻や夫と仲直りする共同作業の例

嫌でもサヨナラ引越しを手伝おう
嫌でもサヨナラ引越しを手伝おう
①親族や友達の冠婚葬祭
たとえ別れそうな状況であってもどちらかの親族や友達の結婚式やお葬式等があれば、さすがに協力してしっかりやらなければいけません。
ですからこのような時はたとえ別れ話になっていたとしても「さすがにこういう状況だから今は一緒にしっかりやろう」と毅然とした態度で伝えて、結婚式や葬式の対応をやりましょう。
どんな礼服、どんな喪服を着ていくか、
どんな持ち物を持っていくか、
ご祝儀やお香典はどの程度の額にするか、
ご祝儀袋やお香典袋を用意しているか、
相手に会ったときにどのような挨拶をするか、
などなど、冠婚葬祭の場で必要になるかもしれない事柄を2人で話し合いながら、必要なものがあれば準備をしましょう。
この共同作業でしっかりとしたところを見せることができれば、あなたと恋人・配偶者との間の関係価値が強まり、関係価値が強まった状況で謝罪をすれば、仲直りができる可能性が大きくアップします。
 
②戦争や災害で協力が必要な状況。
最近ではコロナがまさに災害でした。
例えば手作りのマスクを一緒に作る、
消毒用アルコールや製品マスクを一緒に探し回る、
生活必需品を上手に調達する、
などなど、2人の関係価値を強化できる事はコロナ期間中にはたくさんありました。
もし今後似たような状況が起きれば上記のような共同作業を恋人や配偶者と一緒にやりつつ謝罪をするという流れを意識しましょう。
この時にも「君が俺のことを(あなたが私のことを)嫌っているのはわかるけど、今はさすがにこういう状況だから協力するしかないと思う」と毅然とした態度で伝えてしまっても大丈夫です。
  
③彼女や彼氏の家の模様替え、夫婦の自宅の模様替えや修理修繕
あなたのパートナーが部屋の模様替えや水回りの修理などを考えているのであれば積極的にお手伝いをするようにしましょう。
アマゾンで必要な部品の値段を調べて購入する際にも、「この部品で問題なさそうだよね」などと話しながらお互いの関係価値を高めることが可能です。
夫婦の場合ならば戸建て住宅に住んでいるケースもあると思いますが、
外壁の修繕やペンキ塗りなど、お互いが協力してできることがあるならぜひ一緒にチャレンジしてみるべきです。
そしてその共同作業が完成に差し掛かった頃に謝罪すればいいのです。
 
④ 恋人同士の共通の友達へのプレゼントやサプライズ企画。夫婦の子供に対するプレゼントやサプライズ企画。
完全に別れてしまっている場合は「私一人でやるからいい」「俺一人でやるからいい」などと断られる可能性が高いのでこの様な企画を一緒に考える提案をすべきではありませんが、
まだ正式に別れていないなら一度「一緒に考えようよ」と聞いてみると良いでしょう。
  
⑤彼氏や彼女、夫や妻の親族が病気になったので病院を探し回り対応をする。飼っているペットが病気になったので2人で動物病院を探し回り対応をする。
親族が病気になったり飼っているペットが病気になった場合、「仲直りするチャンス!」だと思って行動するとその下心が必ず相手にバレてさらに嫌われます。
人の不幸やペットの不幸を利用してはいけません。
その邪悪な気持ちは絶対にバレます。
ですから「人を助ける!」「命を助ける!」「困っている人を助ける!」「俺は、私は、立派な行動をするんだ!」という純粋な気持ちを強く維持しながら上記のような行動をして下さい。
  
⑥同棲中の彼氏や彼女、妻や夫が家を出て行く状況になったときにはグズらず引っ越しを一生懸命手伝い、汗をかいて作業する。
これはかなり精神的に辛い事だと思いますが、もしパートナーがあなたと一緒に住んでいる家から出ていくとなれば積極的に手伝って下さい。
手伝おうが手伝わなかろうが、出ていくと決めた人間は出ていきます。
だったらその後の復縁の可能性を上げる行動をしっかりやっておくべきです。
その引っ越し作業を手伝わなければ、相手はもっと自分1人で頑張らなければという気持ちになりますし1人で頑張ることに慣れ始めてしまうので、復縁可能性は下がっていきます。
嫌でも手伝いましょう。
  
⑦一緒に体力を使うスポーツを行う。
注意点は、相手がスポーツをやっている場合にあなたがそのスポーツに付き合う形の場合にのみ一緒にやらせてもらうという事です。あなたのスポーツに相手を付き合わせてはいけません。
体力を使い筋肉を動かし疲労を蓄積させる活動はまさに「戦場」です。
大きな擬似戦友効果が期待できます。

 
その他にもよく考えて自分と自分の周囲の状況、相手の状況を見つめれば、
2人の関係価値を高めるチャンスはあるはずですから、ただ感情的に復縁を求めるのではなく「何か協力してできる事は無いか」という事を常に意識しておくようにしましょう。
 
①常識的範囲内のでの最大の高コスト謝罪をする事、
②謝罪行動の方向性を間違わない事、
③関係価値を強化するチャンスを見逃さない事、
 
この3つを強く意識しつつ謝罪すれば別れを防ぎ復縁に近づく可能性がアップします。
ぜひ前向きに頑張ってみて下さい!

 


※この記事を書いた人

復縁コンシェルジュ
復縁コンシェルジュ

平成18年から探偵業界に入りありとあらゆる男女トラブル解決を経験する。YouTubeで復縁工作の情報発信を始めた初の探偵屋でYouTube復縁界隈では最古参。プロフィールページにさらに詳しく私の略歴を記載しています。